ベトナム語は、主語がとても重要です。
ベトナム語は主語の使い方が重要、日本語は単語の使い分けが重要、英語は時制が重要という話です。
ベトナム語では、
どの主語を選ぶか
主語を付けるか付けないか
によって、大分ニュアンスが変わってきます。
例えば、ベトナムに来るとよく使う「ティンティエン=お会計」についてニュアンスの違いは下記です。
ex) シチュエーションとしては、飲食店で学生アルバイト店員っぽい子にお会計をお願いするケース。
- 「tính tiền」≒「会計して!(ちょっとぶっきらぼうな感じ)」
- 「em ơi tính tiền」≒「お会計お願いねー(普通)」
- 「tính tiền em ơi」≒「会計してねー(ちょっとフランクな感じ)」
- 「tính tiền cho anh」≒「お会計お願いします(優しい感じ)」
分かりますかね?
1 → 4とどんどん丁寧にした感じです。
日本人がベトナムに来る場合、普通1.を使ってしまうと思います。ですが、1.はちょっと乱暴な感じなので、出来れば避けたいところです。(まぁ、言われたベトナム人も外国人相手なので、特に気にする人はいないと思いますが。。)